経営者様

経営者さまにとっての相続対策は後継者・株価・税金対策問題など多岐にわたります。
事業を継続させるためには、利益を出し自己資本を充実させることが大切ですが、自己資本が増えることで株価が上昇し、経営者の相続時に株式の評価が高くなり納税しなければならないというジレンマを抱えてしまいます。

そこで
①代表者さまへ退職金を支払い自己資本を減らして株価評価を下げ、後継者さまに株式を贈与する
②相続時に後継者さまが納税できるよう生命保険に加入して受取人を後継者さまにしておく

などのオーソドックスな対策をすることが検討されるかと思います。

平成30年の事業承継税制改正により、一定の要件を満たせば株式の相続税・贈与税が１００％免除されるようになりました。
こちらの税制は出来たばかりの制度ですが、要件に当てはまり、考えうるリスクが回避できるのであれば積極的に活用していく価値があると思われます。
というのも事業承継の為の利益コントロールによるそもそもの事業継続リスクが回避されることと、事業経営に集中できるメリットが大きいからです。

ただし、事業承継には思いもよらない問題が多いのも事実です。

例として
“株式を生前贈与していたが、税金の事しか考えていなかったため、多くの相続人に均等に株式を贈与してしまい、相続後会社の経営の意思決定が出来なくなってしまった。”
などです。

御社の状況・経営者さまの想いをヒアリングさせていただくことで、プロの視点からリスクを洗い出し、
遺言・家族信託・生前贈与・Ｍ＆Ａ・保険商品活用の検討をご提案いたします。

税制・制度・金融商品は時代時代で新たなものに変わって行きますので、随時アップデートをはかり、その都度手入れをしていきます。
（遺言や家族信託においては、ご家族の構成に変化が生じることもございますので、その都度変更していきます）

経営者さまの望む未来の実現のために、最後まで寄り添いサポートいたします。